Hello hadanakama

vol.7 バネッサさん(アメリカ)

ママは演技派。
マジカルダストでかゆくない!

アメリカ人のご主人をもつ友人が、日本に遊びに来た義理の妹さん家族と
ホームパーティを開くというので、
Can I join you?(参加させてもらってよいかな?)
Sure! (いいよ!)
ということで、お邪魔いたしました。
ハドソン川をはさんでニューヨーク市の対岸
ホーボーケンという都市に住むhadanakamaです。

text by 戸張郁子・llustration by 藤田ヒロコ

市の面積の1/3以上が水域と聞いて、バネッサさんの生活も蚊をはじめとした虫たちが多い環境なのでは、と予測しました。
“Anywhere I am! ”(私のいるところ何処にでも!)
それも、夏はもちろん春から秋の初めまで。
家族で出かけるときには、広い敷地の森林公園でのピクニックやリバーサイドでのバーベキューを楽しむことが多いそうですが、虫さされ対策は特になしというたくましさ。
「私が子供の頃は、蚊に刺されてあんまりかゆいときは、消毒用アルコール*の入った『なにか』をお母さんにつけてもらっていたわ」
バネッサさんと一緒に来ている9歳のパティちゃんは、どうしているのかな?
「私は娘にはapple cider vinegar(リンゴ酢)*をつけてあげることが多いわね。子どもは嫌がらずにおとなしくしているわ。リンゴ酢は、かゆみや腫れを緩和する以外にも健康にいいことがあると信じられていて、けっこういろんな用途で使われているのよ。もっと自然の中でキャンプなどをする人たちは、アウトドア用品のショップで売られている強い刺激のものを使うみたいだけど、私たちには、そこまで必要ないみたい」
やっぱりママと子どもたちは、肌にやさしいものを使いたいものですよね〜。ほかにも、ママ友たちが使っているのはラベンダー・オイルやティーツリー・オイルなど、植物系オイルが多いそうです。
「特にかゆみ止めという成分が入っているわけではないけど、スキンケアみたいなものかしらね」
とっても楽しい雰囲気で話してくれるバネッサさん、パティちゃんがもっと小さい頃、かゆみや痛みなどで泣きやまない時に、とっておきのマジックを見せていたのだとか。
「まず、腕を大きく振って、空気の中からmagical dust(魔法の塵)をかき集めるようにするの。そういう仕草にまず子どもは惹きつけられるでしょ? なにか呪文みたいな言葉をとなえながらとかね。そして、集まったところで、Ta-da!(ジャジャーン)と、そのmagical dustを一気にかゆいところにふりかける。するとたいていパティは泣きやんだわ」
It works! (効果あり!)
それ、いいですね。そういうママが欲しかったなあ。
「もう一度やってって、しつこくせがまれるのが難点だったけどね」

*消毒用アルコールやリンゴ酢などの虫さされに対する効き目は、バネッサさん個人の感想によるものです。

かゆい素肌に。hadana