Hello hadanakama

vol.16 マーシーさん(アメリカ)

蚊よけのネットを破ってプールに侵入したのは…。

先日、「蚊が入ってこない網戸の閉め方」という豆知識を見かけました。
ポイントは、網戸とガラス窓の間に隙間をつくらないように閉めること。
それぞれの窓によって組み合わせが違うので、閉めた時に横から見て確かめるといいようです。
今回のhadanakamaはサンフランシスコ、ロスアンゼルス、フロリダを経て、
現在はご主人の実家に近い大阪在住のマーシーさん。
アメリカらしい豪快なエピソードを話してくれました。

text by 戸張郁子・llustration by 藤田ヒロコ

「生まれ育ったサンフランシスコは湿度が低いので基本的に蚊はいないのですが、プールや池のある家ではどうしても発生します」
プールはともかく(笑)以前は日本でも池のある家をよく見かけましたが、最近はあまり流行らないようですね。
「私の家のプールには、市からモスキートパトロールが年中点検にきていました」
日本で個人宅の蚊を駆除してくれるような公的なパトロールを受けることはまずありませんね。
“They are trying to put pressure on us.”(彼らは私たちにプレッシャーをかけようとしているんですよ)
わざわざパトロールまでする理由は?
「蚊が媒介する西ナイル熱で亡くなる人が毎年数人いますから。そのたびにラジオなどで情報を流しています」
アメリカで西ナイル熱とは、意外でした。
「ロスアンゼルスでは子どもとキャンプによく行きましたが、かなり強力な虫よけを使っていました。かゆみ止めに関しては、日本ではステロイドを使わない商品が赤ちゃん用から大人用までいろいろあって嬉しい」
日本に来る前はフロリダ住んでいたマーシーさん一家。
「フロリダは湖が多いので、生活圏にも蚊がとても多いんです。豪邸の多いエリアでは、庭全体が蚊よけのネットで覆われていることも珍しくありませんでした」
日本から義理のお父さんが遊びに来たとき、ゴルフの打ちっ放しと勘違いするほど。ただしそのネットでは防げないものもあるとか。
「ある住民から、朝起きると蚊よけネットが破られていてプールに何かが浮いているという通報があったんです。パトカーは来るし、近所中大騒ぎになって」
何かが?
“It was an alligator!”(それはワニだったの)

それは決して冗談ではなく、ワニ専門の回収業者までいるとか。
「ほかにも、スカンクやアライグマなどもいます。スカンクは凶暴ではないけれど、飼い犬にスプレー(おなら)されたりしたら洗っても匂いが取れないし、アライグマは凶暴で近づけません」
現在お住まいの大阪市内のマンションは「とっても平和で快適」だそうです。

かゆい素肌に。hadana