Hello hadanakama

vol.10 ヒカリさん(インド)

蚊を見つけても、
思わず「パチン!」は我慢してます。

学生時代の友人ヒカリは、ご主人の転勤でインドのムンバイに暮らして1年。
Facebook上で現地での珍しいできごとをいろいろと報告してくれているので、
hadanakamaにも参加してもらいました。

text by 戸張郁子・llustration by 藤田ヒロコ

海外赴任の多いご主人の都合で、これまで世界数都市に住んでいたヒカリも、初めてのインドでの一年はけっこう苦労もしたとか。
「インドといえば、いまや日本よりIT先進国でリッチなイメージがあるでしょ。でもムンバイのような最大の都市でも、大気汚染や水をはじめ住環境に関してはまだまだ意識が高いとはいえないし、やっぱり貧富の差は大きいと感じるわ」
私たちが気になるのは子育てのことだけど、若いママやパパがベビーカーで歩く姿や、公園で遊ぶ子どもたちなども見かけるのかな?
「カップルがベビーカーで散歩という姿はめったに見ないかなあ。まだまだ育メンも浸透していないみたいよ(笑)」
ある程度お金のある人はメイドがいるのが普通というインド。男性は家事や育児はあまりしていないという印象のようです。
「裕福な家庭では子どもは家の中で遊ばせて外出は車で、なのかもしれないわね。でも、路上生活している人はいるし、外で遊んでいる子どもたちも多いわ。もちろん蚊はどこにでも飛んでいるし、インドの人たちもデング熱にはかかりたくないので、蚊がくると追い払ってる」
そこで、日本育ちのヒカリにはちょっと困ったことが。
「蚊が近くに来たら、思わず手でパチンとやるでしょう? こちらでは宗教的に殺生をきらうので、私もやりにくい気がして。我慢して追い払っているのよ」
Do as the Romans do.(郷に入っては、郷にしたがえ)
ということですね。
「いちばん困るのは、ボリウッドダンスを習っているときに蚊が顔の周りに飛んできたときね。パチンしたくてしょうがないのだけど…笑顔で踊りつづけるのよ」

インドといえば、世界3大医学の1つである伝承医学・アーユルヴェータが有名。その経験を生かした虫よけがあるそうです。
「インドの蚊にはとてもよく効く、と勧められて使っているの。とってもいいレモングラスの香りがするけど、ちょっと肌にはべたつくのが難点かな。寝るときには日本の蚊取り線香か、ムンバイで購入した液体の虫よけを使ってる。かゆみ止めには、これもまた日本から持ってきたextra strong(最強)のを愛用してるわ」
The sooner, the better.(早く効くほどいいもんね)
もう少し続きそうなインドでの生活、元気に楽しんできてね〜。

かゆい素肌に。hadana